塗料別の生涯コストシミュレーション:価格について


塗料別のメリット・デメリット、さらに施工費については「塗料の種類別で見る施工費の違い」のページでご紹介させていただきました。
目次
塗料の種類別で見る施工費の違い
しかし、外壁塗装は一度塗ればそれで大丈夫!というリフォームではありません。
残念ながら、ナチュラルステージが取り扱う商品でも、半永久的に外壁塗装をしなくてもいいという塗料は持ち合わせておらず最長20年で塗装をしていただくことになります。
つまり、住んでいる限りは永遠に外壁のメンテナンスと離れることができないと言うことです。
そうなってくると、実は大切になってくるのが塗料の耐久性。

そこそこの値段で、耐久性10年くらいのシリコンで塗装をすればいいんじゃないの?
また劣化したら一番お値打ちな塗料で塗ればいいじゃない?1回の工事は安くしたいしねぇ
実は、ここに落とし穴があることは、塗装屋さんは教えてくれません。
「外壁塗装は何度もできるわけではない!」ということをご存知でしょうか?
外壁塗装は回数を重ね過ぎると塗料の付着が悪くなり、耐久年数が短くなります。
たとえ高耐久の塗料を使用しても、耐久年数に到達するかなり前に塗膜が捲れてしまったり、色褪せが進んでしまうのです。
外壁塗装ができる回数は2度までだということをぜひ覚えておいてください。
この2回の外壁塗装を、何で塗るか?
今後のメンテナンスの費用において、大切になってくるということをお伝えできればと思います。
1回の施工費は少し高くなりますが、長い目で見れば、高耐久の塗料をお選びいただくことが実は費用をかけずに外壁の状態を維持できるんです。

耐久年数と工事費用の生涯コストを比較することで、この点をご理解いただけるよう、ご説明させていただきたいと思います。
塗料別 外壁リフォーム生涯コスト
30代前半で40坪程度の家を建てたお客様を基本に数字を割り出し、80歳になるまでの50年で考えていきたいと思います。
モルタル、サイディング、ALCなどのほとんどの外壁に適合できる流れでご説明させていただきます。
アクリル塗料(耐久年数5年)
80歳までに外壁メンテナンスでかかるトータル費用は510万円
新築後10年 (40歳) |
新築後15年 (45歳) |
新築後20年 (50歳) 外壁材張り替え |
新築後40年 (外壁張り替え後20年) (70歳) |
新築後45年 (75歳) |
80歳までに外壁メンテナンスでかかるトータル費用:
510万 |
|
足場 | 20万 | 20万 | 20万 | 20万 | 20万 | |
洗浄 | 10万 | 10万 | 10万 | 10万 | ||
塗装 | 20万 | 20万 | 張替費用:200万 | 20万 | 20万 | |
付帯部塗装 | 10万 | 10万 | 板金巻き等:50万 | 10万 | 10万 | |
コスト | 60万 | 60万 | 270万 | 60万 | 60万 | |
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ウレタン塗料(耐久年数7年)
80歳までに外壁メンテナンスでかかるトータル費用は480万円
新築後10年 (40歳) |
新築後17年 (47歳) |
新築後24年 (54歳) 外壁材張り替え |
新築後44年 (外壁張り替え後20年) (74歳) |
80歳までに外壁メンテナンスでかかるトータル費用:
480万 |
|
足場 | 20万 | 20万 | 20万 | 20万 | |
洗浄 | 10万 | 10万 | 10万 | ||
塗装 | 30万 | 30万 | 張替費用:200万 | 30万 | |
付帯部塗装 | 10万 | 10万 | 板金巻き等:50万 | 10万 | |
コスト | 70万 | 70万 | 270万 | 70万 | |
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シリコン塗料(耐久年数10年)
80歳までに外壁メンテナンスでかかるトータル費用は470万円
新築後10年 (40歳) |
新築後20年 (50歳) |
新築後30年 (60歳) 外壁材張り替え |
80歳までに外壁メンテナンスでかかるトータル費用:
470万 |
||
足場 | 20万 | 20万 | 20万 | ||
洗浄 | 10万 | 10万 | |||
塗装 | 50万 | 50万 | 張替費用:200万 | ||
付帯部塗装 | 10万 | 10万 | 板金巻き等:50万 | ||
コスト | 100万 | 100万 | 270万 | ||
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日進産業 ガイナ塗料(耐久年数15年)
80歳までに外壁メンテナンスでかかるトータル費用は390万円
新築後10年 (40歳) |
新築後25年 (55歳) |
新築後40年 (70歳) 残りの年数が約10年。 耐久年数が落ちても 3回目の塗装で十分 という判断も有 |
80歳までに外壁メンテナンスでかかるトータル費用:
390万 |
|
足場 | 20万 | 20万 | 20万 | |
洗浄 | 10万 | 10万 | 10万 | |
塗装 | 80万 | 80万 | 80万 | |
付帯部塗装 | 10万 | 10万 | 10万 | |
コスト | 130万 | 130万 | 130万 | |
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ジャパンカーボライン スーパームキコート塗料(耐久年数20年)
80歳までに外壁メンテナンスでかかるトータル費用は220万円
新築後10年 (40歳) |
新築後30年 (60歳) |
新築後50年 (80歳) |
80歳までに外壁メンテナンスでかかるトータル費用:
220万 |
|
足場 | 20万 | 20万 | ||
洗浄 | 10万 | 10万 | ||
塗装 | 60万 | 100万 | ||
付帯部塗装 | 10万 | 10万 | ||
コスト | 110万 | 110万 | ||
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外壁リフォームに費用をかけない秘訣
どうでしょうか?
意外なことに、一番耐久年数が短いアクリルと耐久年数が倍の10年あるシリコンの生涯外壁リフォームコストは実はあまり費用に差がなく、40万程度になります。
それはなぜか?答えは簡単です。
耐久年数が10年までの塗料では、必ず一度は外壁を張り替えたり張り増したりする工事が必要になってくるからです。
おすすめは耐久年数が15年以上の塗料!
ここまで読んでくださればわかりますよね?
外壁リフォームに費用をかけない秘訣は一つ!
「外壁リフォームを塗装だけで終わらせること」です。
それに必要なのは、必ず耐久年数が15年以上の商品をお選びいただくことです。
当社おすすめの「日進産業ガイナ」は耐久年数15年。
おまけに、こちらの塗料は耐久性だけに特化しておらず、ガイナならば暑さ・寒さから解放してくれる断熱遮熱の付加価値がつきます。
ですので、機能も欲しくて、さらには生涯が外壁リフォームにかかるコストを極力抑えたい人に向いている商品です。
一方、とにかく耐久性に特化した「ジャパンカーボライン スーパームキコート」は付加価値は一切つきませんが、どの塗料よりも群を抜いて外壁リフォームにかかるコストを抑えることができます。
ガイナはもしかすると最終的に外壁の張り替えを検討することになる可能性が0ではありませんが、スーパームキーコートだけは、その心配が一切なくなります。
まとめ
目先の価格に惑わされることなく、長い目で費用対効果を判断できる材料の一つとして、このページで書かせていただいたことがお役に立てれば幸いです。
この後はおすすめの
「日進産業 ガイナ」
「ジャパンカーボライン スーパームキコート」
について詳しくご説明させていただいております。
気になった商品がありましたら、ぜひご覧いただけると嬉しいです。




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