屋根カバー工法をお考えの方へ


スレート屋根(カラーベスト)のメンテナンスといえば、まず、「塗装」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
でも、以下のような場合には塗装ではなく、「カバー工法」をご検討いただきたいのです。
これまで2回塗装したことがある
築20年以上経っている
以前の塗装から10年以上、メンテナンスをしていない
あと20年以上は建て替えるつもりがない
以上のうち、一つでもあてはまるものがあれば、塗装ではなく「カバー工法」での屋根リフォームをおすすめします。
なぜ上のような場合に「カバー工法」をおすすめするかといいますと……
・スレート材は20年以上経つと、素材自体が割れたり変形したりと劣化が激しくなる
・スレート材は繰り返し塗装すると、塗膜の耐久性が落ちる
という、スレート材そのものの性質があるからです。
「カバー工法」とは?
カバー工法とは、既存の屋根を撤去せず、その上に新しい屋根材を重ね葺きする方法です。
屋根材の劣化はあるものの、下地までは傷んでいない状態で、既存の屋根がスレート(カラーベスト)、アスファルトシングル、金属材など、平板な素材の場合に用いることができます。
既存の屋根を撤去して葺き替えるのと比べると、解体費や廃材処分費がほとんどない分、コストが抑えられることや、工期が短いことが魅力です。
また、屋根が二重になることで断熱性がアップしますので、夏の2階の暑さがやわらぐ、なんて効果も期待できます。

カバー工法うれしい4つのメリット
カバー工法にはどんなメリットがあるのでしょうか?主な4つのメリットをご紹介します。
1:何度も塗り替えるより経済的!
スレート屋根(カラーベスト)は外壁よりも劣化が早く進行するため、塗装だと5~7年くらいで塗り替えが必要になります。
一方、カバー工法ではガルバリウム鋼板など耐久性の高い金属屋根を使いますので、その耐久年数は20年以上。
近年ではメーカーによる塗膜保証のついた製品も販売されています。

2:断熱性や遮音性もアップ!
カバー工法で使用する金属ルーフは、耐食性と遮熱性に優れたガルバリウム鋼板に断熱材が貼りつけてあるものです。
これを既存の屋根の上に被せるわけですから、これまでよりも断熱性が格段にアップします!

また、使用されている断熱材(硬質ウレタンフォーム)は、
遮音性能にも優れた素材です。
降水量100mm/hの豪雨の雨音も、
室内ではささやき声程度の雨音へと低減します。
3:葺き替えより経済的で環境にも優しい
屋根を葺き替える場合には、既存の屋根材を撤去したり、それを産業廃棄物として処分したり、といった費用がかかります。
一方、カバー工法では既存の屋根はそのままにリフォームができますので、解体費や廃材処分費がかからず、とっても経済的!
また、昔のスレート屋根(カラーベスト)にはアスベストを含有しているものがあり、不用意に解体すると粉じんを飛散させてしまいます。
カバー工法はアスベスト対策としても有効な方法なのです。
4:軽量なのでお家の負担にならない!
「今の屋根の上にさらに屋根をかぶせるなんて、地震のときに大丈夫かしら……?」と心配な方もご安心ください!
カバー工法で使用する金属ルーフは1㎡あたり5kgと軽量なので、お家の負担になりません。

でも、もし心配でしたら、屋根の荷重が増えても耐震的に問題がないかどうか、建築士がチェックすることもできますので、ご相談くださいね。
「カバー工法」おすすめ屋根材

特殊塗膜による抜群の耐久性
耐久性、耐酸性、耐疵付き性に優れた特殊塗膜により幅広い条件下で安定した耐久性能を発揮します。
塗膜10年保証に対応。住まいを守ります。
遮熱鋼板を使用
遮熱鋼板を使用し、太陽熱による屋根温度の情報を抑え、断熱性能の向上により、冷暖房負荷を軽減。
省エネルギーに一層力を発揮します。
優れた施工性能
断熱材一体成型による優れた断熱性能や遮音性能。
また独自の横つなぎ工法により圧倒的に施工性に優れています。





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